【福岡県筑紫野市】LINEで粗大ごみ収集予約を完結。キャッシュレス決済、複数収集業者との連携にも対応

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スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。
筑紫野市の「粗大ごみ収集申込」機能導入時および運用中のメンバー
(環境課、企画政策課)

福岡県筑紫野市では、LINE公式アカウントを活用した「粗大ごみ収集申込」の運用を開始しました。住民は、普段利用しているLINEから粗大ごみの収集予約を行い、オンライン決済まで完結できます。

本取り組みでは、「スマート公共ラボ」の粗大ごみ受付機能を活用。品目登録、収集日予約、オンライン決済に加え、粗大ごみ画像の添付機能や、複数の収集業者との権限分離運用にも対応しています。

筑紫野市では、行政区ごとに担当する収集業者が異なる運用となっており、LINE上で住民が地域を選択すると、対応する収集業者向けの受付フローへ自動的に案内される仕組みを構築しました。

筑紫野市のLINE粗大ごみ受付については、市公式サイトでも公開されています。
https://www.city.chikushino.fukuoka.jp/site/gomi/45613.html ↗︎

電話予約・粗大ごみシール購入が必要だった従来運用

筑紫野市ではこれまで、粗大ごみを出す際、

  • 粗大ごみシールを販売店で購入
  • 担当収集業者へ電話予約
  • 収集日や排出場所を調整

という流れで受付を行っていました。

また、筑紫野市では地域によって担当する収集業者が異なるため、住民自身が該当業者を確認して連絡する必要がありました。

さらに、

  • シールの必要枚数確認
  • 収集日調整
  • 電話受付対応

など、住民・自治体・収集事業者双方に負担が発生していました。

そこで筑紫野市では、LINEを活用したオンライン受付を導入し、住民利便性向上と業務効率化を進めました。

LINEで粗大ごみ受付・決済を完結

今回の仕組みでは、「スマート公共ラボ」のアンケート機能、予約機能、決済機能を組み合わせ、LINE上で粗大ごみ受付を完結できる環境を構築しています。

1. LINEから24時間申し込み可能

住民は、市公式LINEから「粗大ごみ収集申込」を選択し、

  • 行政区選択
  • 必要事項入力
  • 品目登録
  • 排出する画像の登録
  • 収集日予約
  • オンライン決済

までをスマートフォン上で完了できます。

受付完了後は、LINEトーク上に受付メッセージが届くため、受付内容の確認もスムーズです。

以下は一連の予約の流れをご紹介します。

■LINEでの操作:収集地区の選定

スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。
住まいの対象の「コミュニティ地域」を選択
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「行政区」を選択
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地区と収集業者を確認し、予約画面へ進む

■予約フォームの入力(1)

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LINE内でフォームが立ち上がり入力を進める
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プロフィール情報の登録

■予約フォームの入力(2)

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排出する粗大ごみの登録
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品目と個数を選択し料金を確認する。

■予約フォームの入力(3)

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排出する粗大ごみの画像
のアップロード
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ごみの収集場所の登録

フォーム形式のため、入力内容を確認しながら進めることができ、途中で修正したい場合もスムーズに対応できます。また、複雑な選択項目や画像アップロードにも対応しているため、粗大ごみ受付に必要な情報を正確に登録できます。

■予約フォームの入力(4):予約日程の登録

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カレンダー表示:月表示
日の「空きあり/なし」が表示される
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カレンダー表示:週表示
空いている日の対応可能日時が◯×で表示される

予約時間の入力はカレンダー形式のUIで、視覚的に迷うことがなく操作ができます。

2. キャッシュレス決済に対応

筑紫野市では、粗大ごみ手数料のオンライン決済を導入。
LINEから申し込み後、そのままキャッシュレス決済へ進めます。

従来必要だった「粗大ごみシール購入」の手間を削減し、住民の利便性向上につながっています。

また、決済情報と予約情報が連携されることで、受付確認業務の効率化も実現しています。

3. 粗大ごみ画像の添付機能

申し込み時には、出したい粗大ごみの画像を添付できます。

これにより、

  • 品目確認
  • サイズ感の把握
  • 当日の収集トラブル防止

などにつながり、事前確認の精度向上を実現しています。

特に、写真付きで受付できる点は、電話受付にはないLINEならではの利便性です。

4. 地区ごとの収集業者連携

筑紫野市では、地域によって粗大ごみ収集を担当する業者が異なります。

そのためLINE上では、

  1. コミュニティ地域選択
  2. 行政区選択
  3. 該当地区の受付フォーム表示

という流れで、住民を適切な受付導線へ案内しています。

また、収集業者ごとに専用アカウントを発行し、

  • 閲覧権限の制御
  • 自社担当分のみ表示
  • 回答内容の分離管理

を実現。

複数事業者が関わる自治体運用にも対応できる構成となっています。

管理画面

スマート公共ラボは自社内制で開発をしているため、行政業務に必要な機能をわかりすく操作できるように工夫しています。

以下では、粗大ごみの予約受付で制御している管理画面をご紹介します。

スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。
登録している粗大ごみ品目一覧
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粗大ごみの品目編集画面
編集項目:商品名 / 分類 / 単価 / 課税・非課税 / 販売・販売停止
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空き枠設定
カレンダー形式のUIで編集がしやすくなっています
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予約フォームの作成画面
プレビュー画面を見ながら誤字、脱字や可読性などを確認しながら効率的に作成ができます
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申込情報の検索画面
入力フォームの項目でフィルター検索ができます
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申込者一覧画面
各収集業者に付与される専用アカウントは指定の申込フォームのみの閲覧権限が割り振られています

筑紫野市ご担当者様インタビュー

Q1. 導入を決定された主な理由と、その背景について教えてください。

スマート公共ラボの標準機能で対応でき、大きなコストをかけずに導入可能であったほか、粗大ごみ収集申込のオンライン化に対して、所管課(環境課)が前向きな姿勢で対応してくれる状況であったことから、導入を進めることができました。

Q2. 原課や収集業者への理解や調整で困難だったことはありますか?

具体的なフォーム作成作業等に進む前に、所管課(環境課)はもちろんですが、収集業者(3社)ともオンライン化のイメージを掴んでもらうための打ち合わせを重ね、運用や機能に対する要件の整理を進めていきました。収集業者との調整等を所管課(環境課)が丁寧にしてくれたおかげもあり、関係者間の調整に大きな問題は発生していません。

Q3. 現場での運用で工夫していることはありますか?

実際の運用については、収集業者側が主体となるため、市側の運用面での工夫は特にありません。まだ導入から3か月ほどですが、今のところ、収集業者側から、運用継続に関わるような大きなトラブルの連絡も受けておらず、安定稼働している状況です。(運用開始後に粗大ごみの写真添付機能に関する一部不具合が判明しましたが、既にシステム修正にて対応済みです。)

Q4. 業務への影響や成果を教えてください

運用を開始したのが令和7年3月下旬ということで、粗大ごみ収集の繁忙期だったということもありますが、3月下旬の運用開始から4月末までの間に約200件のオンライン申込がありました。5月も150件を超える申込が継続している状況です。

Q5. 住民からの反応や影響はいかがでしょうか?

住民からの直接的な反応は頂いていませんが、LINEからのオンライン申込ができるようになったことで、これまで必要だった「粗大ごみシールの購入」、「担当収集業者の確認」、「収集業者への電話予約」といった作業が不要となりました。全てオンラインで完結できるため、粗大ごみの処分に対する住民側のハードルを大きく下げることができたと感じています。

Q6. 住民に利用してもらうために行った施策がありましたら教えてください。

住民への周知は、広報紙、ホームページ、SNSといった一般的なものでしたが、運用開始時期が粗大ごみ収集の繁忙期とも重なっていたため、周知内容への関心を高めることができたのではないかと思われます。今後も所管課(環境課)と協力して使いやすいサービスへの改善や積極的な周知に取り組んでいきたいです。


福岡県筑紫野市では、LINEを活用した粗大ごみ収集受付を導入することで、住民利便性向上と業務効率化を進めています。

今回の取り組みでは、

  • オンライン予約
  • キャッシュレス決済
  • 粗大ごみ画像添付
  • 複数委託業者連携

など、自治体運用に合わせた柔軟な仕組みを構築しました。

特に、行政区ごとに異なる委託業者との連携や権限制御など、実運用を見据えた設計が特徴です。

スマート公共ラボでは、粗大ごみ受付に限らず、防災、電子申請、予約、通報など、多様な行政サービスをLINE上で提供可能です。行政サービスのデジタル化に課題をお持ちの自治体様は、ぜひ一度プレイネクストラボにご相談ください。全国の自治体DXを支援してきた知見をもとに、それぞれの実情に合わせた最適な解決策をご提案します。住民と職員、双方にとってメリットの大きいLINEを活用した新しい行政の形を、一緒に創り上げていきませんか?

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