『LINE GovTechプログラム』の課外授業 「LINEを活用した観光産業の活性化とは?」

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第30日目「観光施策によるファン獲得と町おこし」

LINE活用による観光産業の活性化。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報のお問合せや、コロナワクチン予約システムによる各種申請・予約などの自治体業務をデジタル化することができます。

コロナ禍の影響が和らぎつつある中、LINEを使った観光促進策が注目を集めています。この取り組みでは、LINEの公式アカウントを通じて観光スポットを検索する機能を利用することで、観光名所を容易に発見し、旅行計画を簡単に立てることができます。また、県外にも地域の魅力を広くアピールすることが可能になります。さらに、地域活性化に貢献するために、ふるさと納税カタログや購入システムを活用する施策も展開されています。

そこで今回の課外授業では、スマート公共ラボ with LINE GovTechプログラムを通じて、観光業を活性化し、地域のファンを獲得するための施策をお伝えいたしましょう。


①魅力が伝わる「観光スポット検索」

観光スポット検索メニュー。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。
観光スポット検索のメニュー
観光スポット検索メニュー。位置情報の送信。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。
現在地から観光スポットを検索
観光スポット検索。位置情報から観光スポットを検索。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。
LINEで詳細情報を確認

佐賀県唐津観光協会の観光スポット検索機能例

LINE公式アカウントのメニューから、観光スポット機能を使えば、地域の観光名所など見どころを簡単に見つけられます。旅行前に活用すれば、楽しい旅行計画を立てることができ、地域の魅力が県外の方々にも広く伝わります。さらに、旅行中にはスマートフォンのGPS機能を利用し、最寄りの飲食店、公共施設などを検索でき、現在地からの最短ルートもマップで確認できます。旅行前や旅行中だけでなく、旅行後にも思い出を振り返るなど、さまざまなシーンで活用できる新しい観光ガイドとして活躍しています。

記事リンク<「長崎県 平戸観光協会」友だち登録数が4倍増!>


②地域の宝を発見!「ふるさと納税カタログ」の進化

LINEを活用したふるさと納税の訴求。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報のお問合せや、コロナワクチン予約システムによる各種申請・予約などの自治体業務をデジタル化することができます。

LINE公式アカウントを通じて、さまざまな名産品を含む、返礼品カタログを閲覧することが可能です。また、季節ごとの旬の食材やイベント情報を、プッシュ型通知で迅速にお知らせすることにより、最新情報の周知も容易になります。名産品などを県外の方々に知っていただくことで、地域の魅力が伝わり、新しいファンを獲得する可能性が高まります。

さらに、返礼品カタログを閲覧し、寄付を希望された方には、納税申し込みページへ誘導できます。一般的に使い慣れている通販サイトのような使いやすさにより、気軽に利用できるため、利用者にとってふるさと納税がより身近なものになるでしょう。自治体にとっても大きな効果の期待できる活用法です。

記事リンク<【山形県 山形市】移住に繋がるふるさと納税の活用>


③「プレゼントキャンペーン」でファンが増加!

北海道千歳市による自治体LINE公式アカウントの活用事例。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報のお問合せや、コロナワクチン予約システムによる各種申請・予約などの自治体業務をデジタル化することができます。
北海道千歳市が発信している電子クーポン例

北海道 千歳市ではLINE公式アカウントを活用し、プレゼント企画や電子クーポンの配信を行い、地域ファンを増やす取り組みをしています。例えば、市外の方々に向けた千歳市の魅力の発信、日ハム関連のプレゼント企画などが効果を上げ、多くの反響を得ています。こうした発信により、観光客のエンゲージメントを高め、町おこしにも貢献しています。

また、若年層向けのプレゼント企画や、市内飲食店で利用可能な電子クーポンをプレゼントとして提供することで、LINEの友だち登録数を増やすことができ、市の魅力を広く伝えることにも可能です。このようなキャンペーンの実施で、観光業はもちろんのこと、地域の商店や飲食店の知名度向上・集客にも繋がる効果が期待されます。

記事リンク<【北海道 千歳市】「プレゼント企画」「電子クーポンの配信」など市内外に広くPRする理由とは?>


④観光客に優しい「トイレ検索機能」の導入

トイレ検索機能。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報のお問合せや、コロナワクチン予約システムによる各種申請・予約などの自治体業務をデジタル化することができます。
平戸市観光専用LINE公式アカウント
トイレ検索機能

LINE公式アカウントから利用できる、現在地から最寄りのトイレを素早く検索できる機能は、観光客から高い評価を受けています。スマートフォンのGPSを活用し、最寄りのトイレへの最短ルートをマップで確認できるだけなく、「便器の数」「多目的トイレの有無」など、自治体が提供する詳細情報により、さまざまなニーズに対応した情報を発信できます。

特に、お子様連れや高齢者の方々にとって、このようなトイレ検索機能は、安心して旅行を楽しむための重要なサポートとなります。地域への訪問がより気軽になり、訪れた方々が再び戻ってくるような、忘れがたい旅行体験を提供できる機能といえるでしょう。

記事リンク<「チャットボット機能」の活用で安心できる旅行を提供>


⑤地域ファンを創出する「エンゲージメント」の高め方

ビジュアルをアピールできる情報発信例。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報のお問合せや、コロナワクチン予約システムによる各種申請・予約などの自治体業務をデジタル化することができます。
ビジュアルをアピールできる情報発信例

地域ファンを創出することにより、転入者の増加、ふるさと納税の拡大、観光客の増加など、観光業の活性化や町おこしが期待できます。地域ファンを創出する施策としては、地域の観光名所や特産品、イベント情報などを、LINE公式アカウントから発信するなどがあります。遠方の方々にも地域の魅力が伝わり、地域に対する関心が高まり、転入を考える人々が増える可能性があるだけでなく、地域の特産品に興味を持った人々が、ふるさと納税を通じてその地域を支援することも期待されます。

さらに、地域独自のイベントや祭り、郷土料理などに関する情報提供は、観光客を引きつけ、地域経済の活性化に寄与します。飲食店や商店などにも観光客が訪れることで、地域の住民との交流が促進され、地域コミュニティの活性化も進みます。

このようなファン創出の取り組みは、地域の持続可能な発展に不可欠な要素であり、町おこしにも繋がるなど、長期的な視点で多大な効果をもたらすでしょう。

記事リンク<ビジュアルで魅了!画像・動画の情報発信で心をつかむ>

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スマート公共ラボ with LINE GovTechプログラムを活用した観光面に関する取り組みは、地域の魅力を新しい視点で再発見し、地域経済とコミュニティの活性化が期待できます。地域ファンの創出、転入者の増加、ふるさと納税の拡大、そして観光客の増加など、これらの効果は単に数字上の成果に留まらず、地域の持続可能な発展に繋がってまいります。地域の魅力が県外や国外にも広がることで、地域の経済を活性化できる可能性がさらに広がるでしょう。

観光業はもちろん、地域の飲食店や商店などを盛り上げたい自治体の方は、ぜひプレイネクストラボまでお問い合わせください。全国の自治体でさまざまな課題を解決してきた弊社スタッフが、豊富な経験を活かして、適切な解決策をご提案させていただきます。LINEを活用した、新しい町おこしを始めてみませんか?

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