【レポート】第16回スマート公共ラボ活用事例セミナー ~あらゆる公共施設をGPS連携する施設検索 大分県国東市の事例~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

プレイネクストラボ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:柏 匠、以下 プレイネクストラボ)は、GovTechプログラムの「スマート公共ラボ」で提供している最新の取り組みを紹介する無料オンラインセミナーの第16回を11月29日(金)に開催しました。

今回は「あらゆる公共施設をGPS連携する施設検索」をテーマに、スマート公共ラボが提供する「施設検索」機能の詳細と、大分県国東市での活用事例を紹介。このブログでは、セミナーの内容をわかりやすくレポートします。


スマート公共ラボとは?

スマート公共ラボは、自治体職員の業務効率化と住民の満足度向上をサポートするサービス。スマート公共ラボ for GovTechプログラムと電子申請を柱に、「役所に行かない・窓口で待たない・文字を書かない」を叶える自治体のデジタル総合窓口として、全国130以上の自治体公式アカウントで活用されています。

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。スライド1。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

スマート公共ラボは自治体向けの分かりやすいシステムとなっており、直観的な操作が可能。導入時の負担を減らすために、複雑な作業はプレイネクストラボが代行します。ヒアリングを行いながら企画をし、設計、公開、運営までしっかりとサポート。

スマート公共ラボの導入によってLINE公式アカウントの機能を拡張し、自治体向け機能が利用可能に。細かく条件設定したセグメント配信やチャットボット、帳票作成などのほか、公的個人認証に対応した電子申請もできるようになります。

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。スライド3。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

スマート公共ラボの導入によってLINE公式アカウントの機能を拡張し、自治体向け機能が利用可能に。細かく条件設定したセグメント配信やチャットボット、帳票作成などのほか、電子申請もできるようになります。

管理者向け機能

充実したサービスと併せて、管理者の負担軽減につながる様々な機能を搭載。セグメント配信やチャットボット、アンケート作成の際はプレビューでイメージを確認しながら進めることができ、機能ごとにテスト環境も用意されています。複数管理者の同時操作や、閲覧権限の設定も可能で、管理画面からオンラインマニュアルにいつでもアクセスできます。また、避難所のデータなどはCSVによる一括設定が可能。

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16
回レポート。スライド5。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。
スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。スライド6。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

導入時プロセスとスケジュール

全体のプロセスは、大まかに企画、設計、設定、公開という流れ。公開希望日程や構築内容に応じて、スケジュールを柔軟に調整できます。まずは実装するコンテンツを策定し、その内容をもとに弊社が設計書を準備。追記書を書いていただき、弊社がシステムを設定し、検証して問題がなければ公開という形です。業務の負担がかかるところは弊社が対応するため、自治体職員に大きな負担なく導入できます。

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。スライド7。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

スマート公共ラボLINE公式アカウント

スマート公共ラボLINE公式アカウントでは、最新の事例やイベント情報などを配信しています。ぜひご登録いただければと思います。

スマート公共ラボLINE公式アカウント
スマート公共ラボLINE公式アカウント
LINE ID @169hntco


スマート公共ラボ 「施設検索」

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。施設検索概要。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。
スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。避難所検索の概要。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

施設検索は、GPSと連動して、ユーザーが送信した位置情報からバス停、市営施設、観光スポットなどの施設にGoogle Mapで誘導できる機能。これを応用して、災害時に位置情報を送ると近くの避難所へ誘導してくれます。

唐津観光協会の事例

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。唐津観光協会の事例。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

唐津観光協会では、LINE公式アカウント内で、食事や宿泊などさまざまな観光情報を提供。月間利用者の平均90%以上が観光スポット検索を利用しています。

福岡県志免町の事例

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。志免町の事例。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

福岡県志免町では、災害発生時に災害時モードですぐに避難所に誘導し、現在地から近隣の避難所を検索・案内させることを実施していました。昨年は台風が続いたこともあり、広報紙でLINEの防災モードを取り上げたところ、ご高齢の方々が「友だち登録する方法を教えてほしい」と窓口に来たり、電話による問い合わせを多く受けたりとさまざまな反響がありました。

スマート公共ラボ「施設検索」デモンストレーション

今回のセミナーでは、国東市のLINE公式アカウント画面や管理画面を共有し、施設検索の流れや設定を紹介しました。

国東市LINE公式アカウントでは、基本メニューにある「スポット検索」タブと観光情報のところで施設検索の機能を活用。スポット検索タブをタップするとさまざまな施設を検索できるようになっており、例えば「AED設置場所」をタップすると、「現在地から探す」、「地域から探す」という案内が出てきます。このうち「現在地から探す」を選択すると施設検索の機能につながって、自分の位置情報を送信することで近くにある最大10軒の設置場所が表示されます。Google Mapと連動しているため、現地までのナビゲーションも可能。また、ホームページのURLから設置場所の案内をすることもできます。

観光面では、LINE公式アカウントの観光情報から「スポット検索」→「観光」を選択して位置情報を送信すると、現在地から近いスポットの情報を案内。避難所検索では、基本メニューの「防災」→「避難所」を選択して自分の位置情報を送信すると、近い避難所のリストが表示されます。

管理画面では、検索するスポットごとに施設を管理。施設の情報は、名称や電話番号、住所のほか、緯度・経度の情報が必要です。情報登録のフォーマットがあり、CSVで一括でのインポートに対応しています。施設を追加したい場合、管理画面から個々に施設の情報を追加することも可能。

避難所検索の機能は、管理画面の防災タブから予め避難所を登録。こちらもフォーマットがあり、CSVでの一括登録に対応しています。施設検索と違うのは、ステータスの管理ができる点。現在「未開設」になっている避難所も、実際に災害が起きて「開設」となった際は管理画面から指定の避難所のステータスを変更できます。

国東市の事例紹介

国東市政策企画課広報DX推進係のご担当者様から、LINE公式アカウント導入の経緯やスマート公共ラボを採用した理由、スポット検索機能の活用などについてお話いただきました。

大分県国東市について

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。国東市の事例1。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

大分県の北東部にある国東市は、総面積318.1平方キロメートル、人口約2.5万人(令和6年10月時点)の自然豊かなまち。文化財の件数は県内でもトップクラスで、伝統的な祭りや芸能が各地に伝承されています。近年では温暖な気候を生かしたオリーブなどの栽培も盛んで、人気の特産品となっています。

国東市LINE公式アカウント導入とスポット検索機能の活用について

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。国東市の事例2。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

国東市が公式LINEアカウントを開設した背景には、大きく分けて3つの理由があります。

1)市民ニーズに対応したまちづくりを目指す

「第三次国東市総合計画」に基づき、「暮らしに関する情報を必要な時に得ることができるまち」を目指して、市民ニーズに対応できるよう様々な取り組みを行っています。

2)多様化する情報伝達手段に対応

情報の伝達手段が多い中、より多くの人に国東市の情報を伝えていくにはどうすればよいかと考えた際に、広く認知され、年代問わず多くの人が利用しているLINEを情報提供手段として活用することが有用だと考えました。

3)市のデジタル化推進

県内の他自治体もLINEを導入しており、参考になる事例も多いことから、市のデジタル化を推進していく上で適切なタイミングだと判断しました。

国東市の公式LINEアカウントは、「基本メニュー」「くらしの情報」「市のみりょく」の3つのメニューから構成されており、今回のテーマである施設検索は、基本メニュー内と市のみりょくの観光情報内に構築しています。

スマート公共ラボ採用理由

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。国東市の事例3。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

選定はプロポーザル方式を採用し、豊富な実績と高い専門知識を有する事業者から技術提案を募集。機能に対する初期構築経費や運用経費等のコスト面、サポート体制、実績などを総合的に評価し、プレイネクストラボのスマート公共ラボを採用しました。特にサポート面では、スラック等を利用して問い合わせにも迅速に対応していただけるので、とても助かっています。

公式LINE開設後の庁内・住民の反響

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。国東市の事例4。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

市職員からは、市政に関する情報を登録者に迅速に発信できるようになったと好評です。住民、特にご高齢の方からはLINEだと情報が直接届くのでとても便利との声をいただいています。また、8月に台風10号が来た際は、国東市で初めて緊急安全確保を発令し、LINEのメニューを防災モードに切り替えて、命を守るための情報をLINEからも発信しました。それが大変役に立ったとの声があり、緊急時の防災情報の需要が非常に高いことを感じました。

スマートフォンやLINEの扱いに慣れていない方の市公式LINEの利用に関しては、市と社会福祉協議会が連携して行っているスマホ教室で、市公式LINEに触れてもらうことにより、利用促進と友達登録拡大につなげています。

LINE公式アカウントの今後の計画

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。国東市の事例5。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

友だち登録者数の増加を目標に、9月に友だち拡大キャンペーンを実施しましたが、今後も継続的にキャンペーンを実施して新規登録者の獲得を目指します。また、利用者の満足度調査や構築内容の見直しを通して、より利用者のニーズに応じた情報の発信や、利便性の向上を図ります。

スポット検索導入の背景

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。国東市の事例6。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

初期構築段階で各部署に公式LINEに関するアンケート調査を実施したところ、「施設検索等にスポット検索機能を活用したい」と複数の部署から要望があったため導入を決定。基本メニュー内のスポット検索には「消防署・AED設置場所」、「公共施設」、「公園」、「Free-WiFi設置場所」、「観光スポット」の大きく分けて5つのカテゴリーを設けており、公共施設はスポーツ施設や図書館など、さらに細分化して設計しています。

機能導入当初から各部署でニーズがあった機能であるため、いざ構築をする際も必要な情報の収集は担当課に依頼すればすぐに対応してもらえる状態でした。ただ、AEDの設置場所やスポーツ施設等、多くの場所を登録する必要がある部署の担当者は、通常の業務をしながらの作業となるので大きな負荷がかかっていたかと思います。

国東市LINE公式アカウントの構築は広報部門が主となり進めましたが、他部署にも様々な面で協力していただきました。事前に担当部署のすみ分けや協議をしっかりしておくことでスムーズな構築につながると思います。

懸案事項と市民からの要望

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。国東市の事例7。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

市民から、市内の飲食店の情報が欲しいという声もありますが、飲食店情報は特定の店舗のみの紹介が難しく、市として情報提供の範囲が未確定であるため 現段階では対応が困難であり、提供方法について検討が必要だと考えています。

避難所・スポット検索の課題と今後の展望

スマート公共ラボ活用事例セミナー第16回レポート。国東市の事例8。スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

課題は、スポット検索機能に限らず、公式LINE内で使える機能が登録者に十分に伝わっていない点。多様な機能を登録者に使ってもらえるよう、効果的な周知の方法を検討中です。スポット検索についても、各部署や登録者の要望に応じたコンテンツの拡充を目指します。今後は各部署との連携をより強化し、時には他自体の公式LINEも参考にしながら市民の利便性・快適性向上のために取り組んでいきます。 

QA

スマート公共ラボのよくあるQ&A

Q1)職員向けの操作説明や研修はありますか?
A1)はい、管理機能の操作研修を導入時に実施します。

Q2)LINEのリッチメニューの準備方法はどのようになりますか?
A2)リッチメニューの内容が決まったら、自治体でデザインを用意していただくか、弊社で制作のご相談も承っています。その場合、無償のデザインテンプレートを利用するか、有償でデザインを新たに制作するかを選択できますので、ご相談いただけたらと思います。

Q3)コンテンツのアップデートなど運用体制はどのようになりますか?
A3)管理機能の全機能を職員さまが操作可能ですが、運用のサポートについてもご相談いただけたらと思います。

Q4)施設検索以外の機能を使用することはできますか?
A4)はい、ご使用いただけます。有料オプション機能もありますので、弊社営業担当とご相談の上、ご検討いただけたらと思います。

Q5)セキュリティの認証など取得していますか?
A5)はい、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)やプライバシーマークを取得し、情報を適切に管理しております。

プレイネクストラボ カスタマーサポートのチームリーダー三田さんへのQA

Q1)これまで自治体様のサポートを行う中で印象に残った事例はありますか?

A1)以前、ある自治体様から「選挙の投票数の経過報告を、システムを使ってできないか」というご相談があり、弊社の帳票機能を使って、担当の方がLINE公式アカウントの中から投票数を報告できるコンテンツを作りました。実際にこれを試したところ、以前は各投票所から随時電話で報告していたのに対してLINEから報告するだけになるので電話の手間が省けて、満場一致でLINEの方が楽だという評価をいただきました。弊社では把握していなかった業務にもこのシステムを使っていただき、大きな業務改善につながったという事例のため、印象に残っています。

Q2)自治体様とやりとりをしている時に、こういう質問が来ると嬉しいとか、やっていて良かったと思う瞬間はありますか?

A2)やはり弊社としてはシステムをどんどん活用していただくのが嬉しいので、「こんな業務に使えますか?」など、新しい取り組みへのご質問やご依頼は非常にありがたいです。

Q3)サポート業務を効率化するために工夫している点や、自治体様とスムーズに連携するためのポイントを教えてください。

A3)弊社と自治体様だけのプライベートなチャットルームでの会話や、ファイルの送受信ができるスラックというツールを利用して、スムーズにご連絡できるようにしています。運用後もスラックで随時お問い合わせを受け付けています。また、弊社のサポートプランにご加入いただいている自治体様向けに、定期的に勉強会を開催しており、機能をより活用できる操作方法や自治体様の事例をご紹介しています。

Q4)現在のLINE、特に自治体様のLINEユーザーが求めるコンテンツの傾向やトレンドはありますか?

A4)自治体様のユーザーに対するコンテンツの満足度調査の結果、防災とゴミのコンテンツが好評を得ているようです。

Q5)コンテンツを構築する際に、分かりやすさや親しみやすさを高めるコツはありますか?

A5)LINE公式アカウント単体で標準のメニューを使った場合は、割り切りが最大6分割ですが、弊社のシステムを使って拡張するとメニューをタブ化できるようになります。パソコンのタブのようにいろいろなメニューを切り替えられるので、例えば子育てに力を入れたい場合、子育て専用のメニューを設けて、妊娠中、出産後、小学校などライフステージに応じたアイコンを作ることで、コンテンツが分かりやすくなります。メニューを弊社のオリジナルデザインで発注していただく場合は、デザイン面も相談しながら作ることが可能です。例えばタブのデザインに市のモチーフやご当地キャラクターを入れるなど、自治体独自の色を出すこともできます。 

Q6)LINEを活用する際に、よく聞かれる質問があれば教えてください。

A6)LINEに関して自治体様から多い質問は、友だちの獲得についてです。弊社でも友だちが増えた事例があれば随時共有しています。また、LINEでの配信に関して、友だち全員に送る全体配信に加えて、弊社のシステム導入で可能になる、希望者だけにメッセージを送るセグメント配信の仕組みや誤配信時の対応、運用方法の質問も非常に多いです。

Q7)友だち獲得に関して、プレイネクストラボからのサポートはありますか?

A7)サポートプランにご加入いただいている自治体様に、ポスターや広報紙に使えるテンプレートをいくつか無料で提供しております。(こちらのテンプレートについては、ご導入いただいている自治体様の事例をヒアリングして作成しており、このようにコンテンツやプロモーションの知見を共有し行政DXの成功をサポートしております。)


次回イベントの参加にご興味ある方は、スマート公共ラボLINE公式アカウントにご登録いただき、新着情報をお待ちください。

スマート公共ラボLINE公式アカウント
スマート公共ラボLINE公式アカウント
LINE ID @169hntco

スマート公共ラボ/GovTechプログラムについてのお問い合わせ

DX開発、スマート公共ラボ、採用、広報などについてお気軽にご連絡ください。
contact@playnext-lab.co.jp
03-6303-9818(自治体様向けお問い合わせ電話番号)
個人情報のお取扱いに関する同意事項」をご確認いただき、同意の上、送信してください。