~福岡県宮若市と共同で、行政ナレッジの共有と円滑な業務引継ぎの実現を目指す~

株式会社プレイネクストラボ(本社:東京都、代表取締役:柏 匠)は、福岡県宮若市(市長:柴田 裕美子)と共同で、デジタル庁が公開する自治体向け生成AIオープンソース「源内」を活用した自治体AXの実証実験を開始します。

本実証実験では、「源内」を宮若市の業務環境に適用し、職員間のナレッジ共有や、異動・配置転換に伴う業務引継ぎの効率化に対する有効性を検証します。自治体職員が必要な情報へ迅速にアクセスできる環境を整備することで、業務効率化と行政サービスのさらなる向上を目指します。

背景

地方自治体では、職員数の減少や行政ニーズの多様化を背景に、限られた人員で質の高い行政サービスを維持することが求められています。一方で、自治体では人事異動が定期的に行われることから、担当者の変更に伴う業務知識の引継ぎやノウハウの継承が課題となっています。

マニュアルや過去資料が存在していても、必要な情報を探すのに時間を要したり、担当経験のある職員へ個別に確認したりする場面も少なくありません。このような状況は、業務効率だけでなく、行政サービスの品質にも影響を及ぼす可能性があります。

こうした課題に対し、デジタル庁は自治体での活用を想定した生成AIオープンソース「源内」を公開しました。本実証実験では、この共通基盤を活用し、自治体業務への適用可能性や運用上の課題を実際の業務環境で検証します。

実証実験の概要

実施自治体  福岡県宮若市

実施期間  2026年8月~2027年3月

活用する技術  デジタル庁公開の自治体向け生成AIオープンソース「源内」

主な検証内容

  • 庁内文書・マニュアル・業務資料を活用したナレッジ検索
  • 異動・配置転換時の業務引継ぎ支援
  • 業務に必要な情報へのアクセス時間の短縮
  • 職員の利便性・操作性の評価
  • 実運用に向けたセキュリティやガバナンス面での検証

本実証実験で目指す姿

本実証実験では、生成AIを単なる質問応答ツールとして活用するのではなく、「自治体に蓄積された知識資産を継続的に活用できる環境」の実現を目指します。

職員が必要な情報を迅速に取得できることで、経験年数や担当変更による情報格差の軽減や、組織として知識を蓄積・共有できる仕組みづくりにつなげます。

また、実証を通じて得られた知見や運用ノウハウを整理し、同様の課題を抱える全国の自治体へ展開可能なモデルケースとなることを目指します。

今後の展望

プレイネクストラボは、これまで全国180以上の自治体のDXを「スマート公共ラボ シリーズ」を通じて支援してきた実績があります。本実証実験で得られた成果や改善点を宮若市と共有しながら、より実用性の高い自治体向け生成AI環境の実現に取り組みます。

また、デジタル庁が推進するオープンソース活用の理念に賛同し、実証で得られた知見を地域コミュニティへ還元するとともに、自治体AXのさらなる推進に貢献してまいります。

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