【導入事例レポート】山口県阿武町の導入事例 | LINEで粗大ごみ収集予約。委託業者との連携もスムーズ。

山口県阿武町では、LINE公式アカウントを活用した「粗大ごみ収集予約受付」を2025年6月より開始しました。
住民は、普段利用しているLINEから粗大ごみの予約申込を行うことができ、品目選択から収集日予約がスマートフォンで完結します。決済については、阿武町では「大型ごみ荷票」を現金購入する窓口を指定するようにし、既存の利用フローに対応して構築しています。なお、スマート公共ラボの粗大ごみ収集予約機能では、クレジットカード、PayPayのオンライン決済機能にも対応しており機能の導入の有無は選択できます。

本取り組みでは、「スマート公共ラボ」の粗大ごみ収集に対応したアンケート機能・カレンダー予約機能・決済機能を組み合わせ、自治体業務に合わせた運用を構築。
粗大ごみ特有の「品目ごとの料金設定」「課税・非課税設定」「収集枠管理」などにも対応し、住民・職員双方の利便性向上を目指しています。

阿武町のLINEによる粗大ごみ予約受付の詳細は、阿武町公式サイトでも案内されています。
阿武町 粗大ごみ収集予約受付のお知らせ↗︎

自治体概要

  • 自治体名:阿武町
  • 都道府県:山口県
  • 人口:2,650人(2026年6月時点)
  • LINE友だち数:512人(2026年7月時点)
  • 導入開始年月:2025年6月

電話受付中心だった粗大ごみ予約業務

粗大ごみ収集の受付は、電話や窓口対応が中心となるケースが多く、住民・自治体双方に負担が発生しやすい業務のひとつです。

特に、

  • 受付時間内に電話をする必要がある
  • 品目確認や料金案内に時間がかかる
  • 収集可能日の調整が煩雑
  • 受付内容の転記や共有作業が必要

といった課題がありました。

阿武町では、住民が普段使い慣れているLINEを活用することで、よりスムーズで分かりやすい受付導線の構築を進めました。

LINEで粗大ごみ収集の予約

今回の仕組みでは、「スマート公共ラボ」の各機能を組み合わせることで、LINE上で予約受付を完結できる環境を実現しています。

主な機能

1. 品目設定機能

粗大ごみの品目ごとに、

  • 分類設定
  • 料金設定
  • 課税設定:課税/非課税
  • 販売設定:販売/販売中止

を細かく設定可能。料金は自動計算で表示されます。

■管理画面:粗大ごみの収集予約の帳票(アンケート機能)

プレビュー画面を確認しながら、入力項目を設定

■管理画面:ごみ品目設定

粗大ごみの品目設定の一覧表示画面
粗大ごみの品目設定の個別設定:
商品名/商品分類/単価/課税/ステータス(販売中・販売停止)を設定

2. カレンダー予約機能

カレンダー形式のUIから空き状況を確認しながら、収集日を予約できます。

ユーザー登録不要でスムーズな予約導線を実現しており、住民の操作負担を軽減。
スマート公共ラボでは、検診予約や相談予約などでも活用されている機能です。 

■管理画面:収集日と枠の設定

カレンダー形式のUIから直感的に設定ができる

3. 決済機能

阿武町では「大型ごみ荷票」を指定場所で現金購入する導線を設けていますが、オンライン決済にも対応しており、LINE上で支払いまで完結可能です。

対応決済方法:

  • ごみ処理券を指定店舗で購入(阿武町ではこのケースで構築)
  • クレジットカード決済
大型ごみ荷票の購入先を選択

4. 委託事業者向けアカウント管理

粗大ごみ収集は委託事業者が対応するケースもあるため、阿武町では

  • 委託事業者用アカウント追加
  • 権限を限定した管理画面利用
  • 受付情報の共有

により委託業者と連携して対応しています。

このように、自治体と事業者間での情報共有をスムーズに行える構成となっています。

■管理画面:申込者の一覧検索

申込み情報を項目ごとにフィルターして検索ができる
申込の詳細情報画面:ステータスの変化、LINEへの個別送信などの操作ができる

山口県阿武町では、LINEを活用した粗大ごみ予約受付を導入することで、住民の利便性向上と職員の業務負荷軽減の両立を進めています。

今回の取り組みでは、「スマート公共ラボ」のアンケート機能、カレンダー予約機能、決済機能を組み合わせることで、粗大ごみ予約をLINE上で完結できる環境を実現しました。

住民にとっては、普段利用しているLINEから手軽に予約できる利便性があり、自治体にとっては受付対応や調整業務の効率化につながります。

スマート公共ラボでは、粗大ごみ予約に限らず、防災、電子申請、予約、通報など、自治体のさまざまな住民サービスをLINE上で提供可能です。行政サービスのデジタル化に課題をお持ちの自治体様は、ぜひ一度プレイネクストラボにご相談ください。全国の自治体DXを支援してきた知見をもとに、それぞれの実情に合わせた最適な解決策をご提案します。住民と職員、双方にとってメリットの大きいLINEを活用した新しい行政の形を、一緒に創り上げていきませんか?