【レポート】第4回スマート公共ラボ活用事例セミナー ~LINEを活用した観光ガイド~

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スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

プレイネクストラボ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:柏 匠、以下 プレイネクストラボ)は、GovTechプログラムの「スマート公共ラボ」で提供している最新の行政DX事例を紹介する無料オンラインセミナーの第4回を6月20日(火)に開催しました。今回は「LINEを活用した観光ガイド」をテーマに、観光協会の事例も交えて紹介。このブログでは、セミナーの内容をわかりやすくレポートします。


スマート公共ラボのサービス

スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

「スマート公共ラボ」とは、自治体職員の業務効率化と住民の満足度向上をサポートするサービス。住民からごみの分別などの問い合わせが多い、スムーズな手続きが行えない、従来のようにメールで情報を届けにくい、といった悩みを解消するためのサービスを提供しています。

サービスの柱は大きく分けて2つ。公式アカウントから住民向けサービスを提供するwith LINE SMART CITY GovTechプログラムは、既存のシステムを拡張することで、住民や自治体のニーズに合わせたより複雑で細やかなサービス提供を可能としています。電子申請は公的個人認証にも対応しており、行政の手続きをスマートフォンでスムーズに行えます。


7つの拡張機能

スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

with LINE SMART CITY GovTechプログラム導入によって、LINE公式アカウントの標準機能に加えて、7つの機能を利用可能。複雑なセグメント配信やチャットボットのほか、アンケートなどに役立つフォームの作成、カレンダーの予約、災害時に特化したコンテンツ、スポット検索、決済の機能もあります。

スマート公共ラボは現在、全国約70の自治体公式アカウントにサービスを提供。LINEのトーク下側に表示させるリッチメニューのデザイン調整など、各自治体のご要望に合わせてカスタマイズにも柔軟に対応しています。


観光サービスへの活用

スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

今回のセミナーでは、7つの機能のうちのひとつ「スポット検索」にフォーカス。観光サイトのコンテンツを活用しながら、観光専用のLINE公式アカウントを通して市外住民に役立つ情報を提供できるサービスです。

LINEのトーク上からチャットボットが誘導し、利用シーンに応じた各種スポットの案内が可能。現在地や選択されたエリアをもとに案内したり、歴史、グルメ、宿泊施設など任意のカテゴリから対象の施設を表示させたりすることができます。Googleマップと連携しているため、検索したスポットへの行き方や詳細情報をすぐに確認できるのも魅力。

スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

観光データを使ったコンテンツとして、地元住民が推奨する観光ルートをチャットボットで案内している事例も。観光ルートに沿ったスポット一覧や見どころをチャットボットで表示させることができます。観光地だけではなく、公共施設や便利スポットも登録できるため、近くのトイレを検索したいという時にも便利な機能です。

既存のパンフレットやガイドブックをチェックしたい場合もチャットボットからアクセス。画像とキャプションでガイドブックを選び、そのままLINEで手軽に読むことができます。

LINEアカウントを使って観光情報をプッシュ通知で届けることで、継続的なタッチポイントとしても機能。受信希望者にイベント案内や特産品、キャンペーン、観光モニターの募集などの情報を配信できます。アンケート機能もあるため、観光意向の調査や来訪者への満足度アンケートを実施して分析に活用するのもおすすめ。


平戸観光協会の事例

スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

セミナーでは活用事例として、平戸観光協会のLINE公式アカウント画面を共有し、スポット検索の流れを実際に見ていただきました。メニューに表示されている「六感ゆさぶる島 観光情報」をタップすると、観光名所やお土産、グルメなどのカテゴリが表示されます。その中から例えば、観光名所をタップすると、チャットボットで「現在地から探す」「エリアから探す」などの検索方法を選択でき、それをもとにスポット案内が続いていきます。

スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

位置情報を送信すると、自分の位置から近い10件の施設を検索して表示することが可能。

グルメカテゴリでは、お食事処やカフェといったジャンル別に探すことができ、該当の飲食店を一覧で表示させることも可能になっています。

平戸観光協会のチャットボットは、おすすめの観光ルートを調べられるのも特長。所要時間から選ぶルートには、1時間コース、3時間コース、1日コースの選択肢があり、コースごとに最適なルートや観光地の情報を提供。該当する観光地の検索には、チャットボット内の「観光スポット情報」を活用できるというシステムになっています。

スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

平戸観光協会は、LINE公式アカウントに友達登録した平戸市外在住者が、平戸市内にある観光案内所でアンケートに答えると500円分のQUOカードをもらえるキャンペーンを実施しました。また、平戸満喫ドライブキャンペーンでは、平戸市内の対象宿泊施設に宿泊した市外在住者に、市内で利用可能な観光施設優待券とガソリンチケット(10リットル分)を進呈。これらの友達登録キャンペーンによって、友達の数が3倍に増えたそうです。


唐津観光協会の事例

スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

地域に応じた観光スポットのコンテンツを作っている事例として挙げたのが、唐津観光協会。LINEトーク画面の下側にあるメニューにタブ機能を使用し、観光情報を3ページに分けて表示。メインメニューの観光スポット検索では、お食事や宿泊施設、特産品など10個のカテゴリから知りたい情報にアクセスできます。

スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。

例えばお食事で「名物グルメから探す」をタップすると、イカの活き造りや佐賀牛、唐津Qサバ、地酒といった詳しいジャンルが一覧で登場。その中から食べたいものをタップすると、実際に提供しているお店が表示されます。現在地や行きたいエリアをもとに観光スポットを調べることも可能。

LINEからリアルタイムで旅の相談ができる点が好評を得ており、月間利用者の平均90%以上が観光スポット検索を利用。2023年1月に実施した特産品プレゼントキャンペーンでは、友だち登録数が1,500人から一気に4,900人へと増え、利用促進につながりました。

スマート公共ラボは、LINE公式アカウントを活用し自治体業務のDXを実現できるサービス。広報のセグメント発信から、AIチャットボットを活用しごみ捨て情報など様々なお問合せをLINEで対応でき、また、コロナワクチン予約システムなどオンラインで各種申請、予約や、住民票のコピーなど決済まで完結できる電子申請など様々な自治体業務をデジタル化することができます。


まとめ

第4回セミナーでは、スマート公共ラボの「スポット検索」機能を活用したLINEでの観光サービス提供について、観光協会の事例やキャンペーン施策も含めて詳しく紹介しました。自治体職員の方は手軽に情報発信ができ、観光者は名所やグルメなどの欲しい情報に素早くアクセスできるのがポイント。手軽に利用できるLINEの特性を活かしながらも、コンシェルジュのようにきめ細やかでニーズに合った観光情報を提供できます。

スマート公共ラボで展開している機能や事例についての詳細は第1回、第2回、第3回セミナーのレポートでもまとめています。そちらもぜひ参考にしてみてください。

プレイネクストラボは今後も、LINEアカウントを活用した「with LINE SMART CITY GovTech プログラム」による充実した機能と、公的個人認証に対応した「電子申請」によって、行政サービスのデジタル化を実現していきます。

次回イベントの参加にご興味ある方は、スマート公共ラボLINE公式アカウントにご登録いただき、新着情報をお待ちください。

LINE ID @169hntco
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